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英語の勉強・役立ちフレーズ

 

アシスタントナースとして介護の現場で働くうえで、身体の部位を英語で理解しておくことは非常に重要です。利用者との会話、体調の観察、看護師への報告、記録の記入など、さまざまな場面で身体の部位を正しく伝えるスキルが求められます。単語だけでなく、実際のケア中に使えるフレーズとセットで覚えることで、より自然に英語が使えるようになります。

このガイドでは、身体を大きく4つのエリアに分け、それぞれの部位に関する英単語と、現場で頻出する英語フレーズを紹介しています。これから英語を使って働こうとしている方、またはすでに現場に出ている方にも役立つ内容です。


 頭・顔(Head & Face)

頭部は表情や感情、感覚器官が集まる部位であり、ケアの場面でも注意深く観察する必要があります。洗顔、洗髪、口腔ケア、目の清拭など、日常的なケアでも頻繁に関わります。

● よく使う英単語

  • forehead(ひたい)

  • temple(こめかみ)

  • cheek(ほお)

  • jaw(あご)

  • chin(あごの先)

  • scalp(頭皮)

  • nostril(鼻の穴)

  • eyelid(まぶた)

  • ear canal(耳の穴)

  • earlobe(耳たぶ)

  • mustache(口ひげ)

  • eye discharge(目やに)

● よくある会話の例

  • “There is redness on her cheek.”(ほおが赤くなっています)

  • “He has discharge in his eye.”(目やにが出ています)

  • “Her scalp is itchy.”(頭皮がかゆいそうです)

  • “Can you open your mouth, please?”(口を開けてくれますか?)

  • “Let me wipe your face.”(顔をふかせてくださいね)


胸・腹部(Chest & Abdomen)

胸部と腹部には呼吸や消化、排せつに関わる臓器が集まっており、観察の頻度が高いエリアです。体位変換や入浴介助などでも関わることが多いため、異常の早期発見につながるような視点で観察することが求められます。

● よく使う英単語

  • chest(胸)

  • sternum(胸骨)

  • ribs(あばら骨)

  • abdomen(おなか)

  • belly button / navel(へそ)

  • flank(わき腹)

  • armpit(わき)

  • under the breast(胸の下)

  • groin(鼠径部)

  • bladder area(膀胱のあたり)

  • back(背中)

  • nape of the neck(首の後ろ)

  • lower back / waist(腰)

  • nape(うなじ)

● よくある会話の例

  • “He is complaining of abdominal pain.”(おなかが痛いと言っています)

  • “There’s a bruise near the rib area.”(あばらの近くにあざがあります)

  • “The area around her belly button looks swollen.”(へそのまわりが少し腫れています)

  • “She said she felt a sharp pain in her chest.”(胸に鋭い痛みを感じたと言っていました)


腕(Upper Limbs)

上肢(腕)は、食事や着替え、整容、移動など日常動作の多くで使われる部位です。しびれ、痛み、むくみ、動かしにくさなど、利用者の状態をよく観察し、必要に応じて看護師へ報告する役割も求められます。

● よく使う英単語

  • shoulder(肩)

  • upper arm(上腕)

  • elbow(ひじ)

  • forearm(前腕)

  • wrist(手首)

  • palm(手のひら)

  • back of the hand(手の甲)

  • finger(指)

  • thumb(親指)

● よくある会話の例

  • “Please extend your arm.”(腕を伸ばしてください)

  • “Her wrist is swollen.”(手首がはれています)

  • “He can’t grip with his right hand.”(右手で物がつかめません)

  • “Let’s support your elbow gently.”(ひじをそっと支えますね)


脚(Lower Limbs)

下肢(足)は、歩行、立ち上がり、トイレ誘導、移乗(イスやベッドなど)などの動作に深く関わる部位です。転倒リスクを減らすためにも、皮膚の色、腫れ、むくみ、痛み、筋力低下などに注意を払って観察することが大切です。

● よく使う英単語

  • thigh(太もも)

  • knee(ひざ)

  • shin(すね)

  • calf(ふくらはぎ)

  • ankle(足首)

  • heel(かかと)

  • sole(足の裏)

  • toes(つま先)

  • big toe(足の親指)

  • arch(土踏まず)

● よくある会話の例

  • “She has a bruise on her left shin.”(左すねにあざがあります)

  • “Please bend your knee a little.”(ひざを少し曲げてください)

  • “His ankle looks swollen.”(足首がはれているようです)

  • “Let me check the sole of your foot.”(足の裏を見せてください)

  • “Do you feel any numbness in your toes?”(つま先にしびれはありますか?)

今回ご紹介した単語はPDFにまとめました。発音記号と短い例文付きですのでぜひ活用してください!こちらからダウンロードできます。

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今回は基本的な体のパーツにやよく使うフレーズも合わせてお伝えしました。次回の記事では、「痛みの種類(例:ずきずきする・刺すような痛み)」や「感情の表現(例:不安・怒り・安心)」「症状やよくある訴え」といった、日常のケア場面で役立つ英語フレーズを紹介していきます。相手の状態や気持ちを丁寧に伝えるための言葉を一緒に覚えていきましょう!

→現場ですぐに役立つフレーズ集はこちら

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