オーストラリアは日本との時差があるため、体内時計の調整にも注意が必要です。シドニーやメルボルンなどの東部標準時(AEST)は日本より1時間早く、夏時間(10月〜4月頃)はさらに+1時間の時差があります。また、都市によって気候も大きく異なります。例えば、ブリスベンは温暖湿潤、メルボルンは四季の変化がはっきり、パースは地中海性気候といったように、それぞれの気候に合わせた服装準備が重要です。
また、オーストラリアは南半球に位置しているため、日本とは季節が真逆になります。たとえば、日本が冬の12月でも、オーストラリアでは真夏にあたります。そのため、オーストラリアでは「夏のクリスマス」が一般的で、ビーチでバーベキューを楽しむこともあるほどです。このような季節感の違いにも注意して、服装や持ち物を準備しましょう。
以下のURLを参考にしてください
オーストラリアの気候、月別の気象、平均気温 – Weather Spark
オーストラリア留学に向けての準備が整い、いよいよ出発日を迎えるとき、不安と期待が入り混じることでしょう。本記事では、出発当日にするべきことから、オーストラリア到着後の初日に行うべき重要な行動までを、詳しく解説します。現地での生活をスムーズに始めるために、ぜひ参考にしてください。
1. 出発当日にすること
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持ち物最終チェック:パスポート、ビザ書類、航空券、クレジットカード、現金(日本円・オーストラリアドル)、到着先の住所と連絡先。
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充電とモバイル機器の準備:スマホ、充電器、モバイルバッテリーの充電確認。SIMフリー端末を準備しておくと、現地SIMがすぐに使えます。SIMの購入は空港でも可能ですが、心配な方は事前に購入しておいて現地ですぐに使用を開始できる用にしておくのもおすすめです。
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家族への連絡:万が一に備えて、フライト情報と滞在先を共有しておきましょう。
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空港には早めに到着を:国際線は2〜3時間前到着が基本。混雑時や初めての空港利用ならなおさら余裕を持って行動を。
2. 空港での手続きと機内での過ごし方
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液体物の持ち込みルール:手荷物での液体物の持ち込みには制限があります。各容器は100ml以下で、合計1リットル以内、ジッパー付き透明袋に入れる必要があります。詳しくは日本の空港検査案内を確認しておきましょう。
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チェックインと荷物預け:オンラインチェックインしておくとスムーズ。受託荷物の重量にも注意。
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出国審査と手荷物検査:電子機器、液体物(100ml以下)などに注意しながらスムーズに対応。
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機内では水分補給と防寒を:長時間のフライトでは乾燥や冷え対策に気をつけましょう。ネックピローやホットアイマスクも役立ちます。
ネックピローは嵩張るのでなるべく小さく収納可能なものがおすすめです。
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3. オーストラリア到着後:空港での流れ
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入国審査:パスポートとビザを提示し、滞在目的と滞在先の住所を伝えます。
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荷物受け取り:バゲージクレームでスーツケースをピックアップ。
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検疫・税関申告:食品や薬を持っている場合は正直に申告すれば問題ありません。未申告は罰金の対象になるため注意。
4. 到着初日にすること
英語が不安な人はメモの準備を
Wi-Fiがつながらない場所でトラブルが起きたときに備え、英語に自信がない方は事前に簡単な英会話フレーズをメモしておくことをおすすめします。紙のノートでもスマホのメモ機能でもOKです。
例:空港や初日の会話に役立つ英語フレーズ
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“Could you say that again, please?”(もう一度言っていただけますか?)
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“Could you speak more slowly?”(もっとゆっくり話していただけますか?)
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“Could you use simple English, please?”(簡単な英語で話していただけますか?)
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“Where is my boarding gate?”(搭乗ゲートはどこですか?)
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“My flight is delayed. What should I do?”(飛行機が遅れています。どうすればいいですか?)
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“I missed my connecting flight.”(乗り継ぎ便に乗り遅れました)
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“I’m lost. Could you show me where I am?”(道に迷いました。今どこにいるか教えてもらえますか?)
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“Where can I find the transfer desk?”(乗り継ぎの案内カウンターはどこですか?)
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“Could you help me?”(手伝っていただけますか?)
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“I’m looking for the bus stop.”(バス停を探しています)
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“Where can I buy a SIM card?”(SIMカードはどこで買えますか?)
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“This is my address.”(これが私の住所です)
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“Can I use a credit card?”(クレジットカードは使えますか?)
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“I don’t speak English well.”(英語はあまり話せません)
このようなフレーズをあらかじめメモしておけば、いざという時にも落ち着いて対応できます。
SIMカードを購入する
空港や市内のショッピングセンター、スーパーマーケット(Woolworths、Colesなど)で購入可能。Telstra、Optus、Vodafoneなど主要キャリアがあり、滞在期間や使用用途に合わせてプランを選びましょう。
ポイント:空港はやや高めですが、英語に不安がある方には初日サポートがあるためおすすめです。後日市内で安価なプランに切り替えるのも可能です。
Opalカードを購入する(NSW州)
シドニーなどNSW州で公共交通機関を利用するにはOpalカードが必要です。空港駅やコンビニ(7-Elevenなど)で入手可能。最初に20ドルほどチャージしておくと安心です。
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スーパーでの買い物
最初の2〜3日を乗り切るための食料(レトルト、パン、水など)と生活用品(トイレットペーパー、洗剤など)を購入しておくと安心です。
● 滞在先の確認と荷解き
宿泊先に到着したら、Wi-Fi接続や洗濯機、共有スペースの使い方などを確認。必要なルールや連絡手段をチェックしましょう。
5. まとめ
出発当日と到着初日の行動は、留学生活のスタートを左右する大切なタイミングです。焦らず、一つ一つ丁寧にこなしていくことで、スムーズで安心な生活が始まります。この記事が、あなたの不安を少しでも減らす手助けになれば幸いです。
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